
冠動脈にバイパス路(迂回路)を作るバイパス血管は、胸や胃、手足の血管を使うのが一般的で、現在では、内胸動脈を用いた冠動脈バイパスが長期成績が良いことが示されています。
両側内胸動脈や胃大網動脈、橈骨動脈を用いた動脈グラフトによる手術が広まり、内胸動脈の他に橈骨動脈や胃大網動脈などが使われるようになりました。

ニューハート・ワタナベ国際病院は、患者様おひとりおひとりにあった冠動脈バイパス手術や心臓外科手術・治療を提供する専門病院です。納得できる治療内容を見つけるための努力を惜しむべきではありません。是非ご相談ください。
冠動脈バイパス手術では、切開傷が大きいほど感染症リスクが高まり、また人工心肺使用の「オンポンプ」では合併症が起こりやすいため、患者様のリスクを最小限にする小切開オフポンプ手術(MIDCAB)を採用しています。
1本のパイパスだけではなく、2本以上のパイパスでも小切開手術が可能な場合があります。
冠動脈バイパス手術は、25~30cmの正中切開が基本でしたが、手術中の大量出血、切開が元で感染症のリスクが高まるという問題がありました。
小切開で手術することで血液量を抑えられ、感染症リスクが格段と下がった手術を実現しました。
人工心肺を使うことなく心臓手術をすることができるため、合併症リスクの軽減を目指せます。
心停止法
人工心肺使用
「オンポンプ手術」
バイパスに用いる血管
バイパス血管として使用するのは、自分自身の大腿部の内側の静脈や胃の動脈などから採取を行い、心膜という心臓を覆っている膜を切開した後、心臓表面を走行する冠動脈とバイパス血管の吻合を行います。
冠動脈にバイパス路(迂回路)を作るバイパス血管は、胸や胃、手足の血管を使うのが一般的で、現在では、内胸動脈を用いた冠動脈バイパスが長期成績が良いことが示されています。
両側内胸動脈や胃大網動脈、橈骨動脈を用いた動脈グラフトによる手術が広まり、内胸動脈の他に橈骨動脈や胃大網動脈などが使われるようになりました。
合併症の回避
心臓血管外科は、執刀医の技術力で決まる。
心臓血管外科は、形成、吻合等の正確さやスピードが重要であり、執刀医の技術力で手術の成功率が変わってきます。
私たちは患者様の術後のリスクも考え、負担が少なく安全性の高い手術に優先度を置き、傷口が小さく、心臓を止めずに手術をスピーディかつ的確に行える技術を備えています。
FEATURE
低侵襲性
多枝バイパスでも、できるだけ正中切開しない
「傷口が小さい手術」
負担大胸骨を正中切開し心膜を切開した後に心臓を露出します。
負担小正中切開より穴が小さく低侵襲性に優れているため、患者様の負担を少なく、手術を遂行できます。
完全内視鏡のみの手術で、肋骨・神経を切らずに済みます。痛みを軽減し、傷口がふさがりやすいため、比較的安全に進めることができます。
初診相談から手術入院まで待たせない迅速な診療を行います。紹介状の必要もなく、手術・相談依頼をスムーズに受け付けています。
病理学検査、エコー検査など様々な検査を2日目で行い、オペまでの道のりを短縮します。
体にやさしく、高度で迅速な手術を行うために、低侵襲性を小切開を採用。負担が最小限になるよう、冠動脈バイパス手術を行います。
術後の経過を観察し、社会復帰に向けた検査・診察を行い、退院の準備を行います。
遠方にお住まいや、やむを得ない理由で手術前のご来院が難しい場合は、お問い合わせ後直接の入院が可能です。
*ただし、詳しい診療情報提供書や検査データ・画像が必要となります。
病理学検査、エコー検査など様々な検査を2日目で行い、オペまでの道のりを短縮します。
体への負担を抑えるために、低侵襲性を小切開を採用。負担が最小限になるよう、冠動脈バイパス手術を行います。
術後の経過を観察し、社会復帰に向けた検査・診察を行い、退院の準備を行います。
ニューハート・ワタナベ国際病院では、患者様に納得して手術を受けて頂けるよう手術成績を公開しております。長年の臨床経験を通じ、多岐にわたる研鑽を積み、外科医における手術技術を追求してきました。
医学の進歩が目まぐるしく、昨今では手術システムが整備され、便利に臨床を重ねることができています。
1993年、冠動脈バイパス手術で日本初の「オフポンプ手術」を行い、人工心肺なしでの心臓拍動下による手術を実現しました。それにより術後の合併症の軽減など早期回復が見込めます。また学会等を通して、技術力を高め合っています。日本は世界一のoff-pumpCABG先進国です。(日本では70%がoff-pumpCABG手術なのに対して、欧米は10-15%程度)
一番の特徴は、従来では正中切開だったものが、オフポンプによる「小切開」で行えることです。完全内視鏡下なので、肋骨や神経を切らずに行えるため、低侵襲性の高い手術を目指します。また、全身麻酔でなく局所麻酔を採用し、術後の合併症リスクを抑え、患者様にできるだけ負担の少ない心臓血管手術を第一選択肢にし、治療方法の選択を行っております。
こうしてテクノロジーと執刀医の技術を融合し、さらに進歩させた心臓血管手術の実現を目指しています。
心臓手術の専門であるニューハート・ワタナベ国際病院は、あなたの未来を導き、健康を提供できるように尽力いたします。
副院長 兼 ウルフーオオツカ低侵襲心房細動手術センター
センター長
大塚 俊哉 Toshiya Ohtsuka
Profile副院長 兼
心臓外科部長
富田 重之 Shigeyuki Tomita
Profile副院長 兼 麻酔科部長
宮田 和人 Kazuto Miyata
Profile副院長 兼 内分泌・
呼吸器外科部長
石川 紀彦 Norihiko Ishikawa
Profile心臓外科 / 血管外科
瀬口 龍太 Ryuta Seguchi
Profile麻酔科
重松 明香 Sayaka Shigamatsu
Profile循環器内科部長
黒岩 信行 Nobuyuki Kuroiwa
Profile心臓外科 / 血管外科
堀川 貴史 Takafumi Horikawa
Profile循環器内科
芝山 納恵瑠
Noueru Shibayama
心臓血管外科
小圷 徹 Toru Koakutsu
Profile心臓血管外科
吉山 大貴 Daiki Yoshiyama
Profile循環器内科
今 純一 Junichi Ima
Profile循環器内科
杉本 達也 Tatsuya Sugimoto
Profile麻酔科
朴 在元 Jaewon Park
Profileニューハート・ワタナベ国際病院
副院長 兼 心臓血管外科部長
富田 重之 Shigeyuki Tomita
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
副院長 兼 麻酔科部長
宮田 和人 Kazuto Miyata
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
副院長 兼 内分泌・呼吸器外科部長
石川 紀彦 Norihira Ishikawa
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
院長・理事長
渡邊 剛 Go Watanabe
金沢大学医学部卒業後、ドイツ・ハノーファー医科大学心臓血管外科に留学し臨床研修を行う。留学中に2000件にわたる心臓手術を経験。32歳で心臓移植執刀医として活躍し、帰国後は心拍動下冠動脈バイパス手術(人工心肺を用いない心臓を動かしたままのバイパス手術)に成功させる。41歳で金沢大学心肺総合外科教授となる。心臓アウェイク手術や、外科手術用ロボットを使った心臓手術などを発表。東京医科大学心臓外科教授なども務めた。
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
心臓血管外科
瀬口 龍太 Ryuta Seguchi
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
麻酔科
重松 明香 Asuka Shigematsu
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
副院長 兼 ウルフーオオツカ低侵襲心房細動手術センター センター長
大塚 俊哉 Toshiya Ohtsuka
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
循環器内科部長
黒岩 信行 Nobuyuki Kuroiwa
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
心臓血管外科
堀川 貴史 Takafumi Horikawa
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
循環器内科
芝山 納恵瑠 Noueru Shibayama
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
心臓血管外科
小圷 徹 Toru Koakutsu
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
心臓血管外科
吉山 大貴 Daiki Yoshiyama
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
循環器内科
今 純一 Junichi Kon
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
循環器内科
杉本 達也 Tatsuya Sugimoto
【経歴】
【資格】
ニューハート・ワタナベ国際病院
麻酔科
朴 在元 Jaewon Park
【経歴】
【資格】
全国各地から診察の依頼が多数。北陸、九州、関西、東北、遠方の方も来院されています。術後のアフターフォローは、信頼できる地元の先生にもお願いできます。当院ではメールでのフォローも行っていますのでご安心ください。